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年忌法要
初七日法要

 初七日法要は、人が亡くなってはじめて営む追善供養です。故人の安らかな成仏を願い、執り行われます。
 最近ではこの初七日の法要を告別式当日の還骨勤行のあと引き続いてやってしまうのが通例になりました。初七日は精進の期間が終わったという意味で精進落しをやります。これを火葬場から帰って還骨勤行をした後引き続きやってしまうわけです。

中陰・忌中のすごしかた

 仏教では一般に四十九日の忌明け法要の日までを中陰と呼び、遺族はこの期間、結婚式などのお祝いごとへの出席は避けるようにします。この期間に営まれる法要を忌中法要と言い、初七日からはじまって49日の七七日忌(しちしちひき)で忌明けとなるまで、7日おきにつづきます。

忌明け法要(四十九日法要)

 忌明け法要は原則的には命日から49日目に行いますが、最近では、49日目の直前の日曜日などに営むことが多いようです。僧侶に読経をお願いし、親戚や故人と縁の深かった人なども招いて食事会をします。法要がすんだら忌明け挨拶状を出します。 
 位牌も今までの白木の物から塗り位牌に変えて仏壇に納めます。

年忌法要

 亡くなった人の祥月命日に営む追善供養の法要を年忌法要と言います。祥月命日とは亡くなった月日のことです。ですから、ある人が9月14日に亡くなったとすれば、毎年9月14日が祥月命日ということになります。

◆年忌法要の準備
 年忌法要を営むには、まず日程や場所を決めなくてはなりません。正しくは、故人の命日に営むものですが、都合によって変更しなければならない場合には命日よりも遅くならないようにしましょう。 場所は自宅や菩提寺が多いようです。自宅で営む場合には、仏壇を掃除し仏具も揃え、線香・ローソク・お花などを準備しておきます。もちろんお墓も掃除しておきます。お寺に連絡して日時などの相談をする際には、塔婆も用意していただけるように頼んでおきます(浄土真宗以外)。 そして、法要に参列していただきたい方々に法要の案内状をだします。

◆年忌法要を行う年
一周忌‥‥ 亡くなった年の翌年に営まれる、はじめての祥月命日の法要です。特に重要な年忌法要とされています。
三回忌‥‥ 一周忌の翌年に営まれるのが三回忌で、これから3年目を迎えるという意味で三回忌と言います。
 以後、命日から数えて満6年目に営まれる七回忌、同じように十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌とつづきます。
 三十三回忌を年忌止めと言って、これで年忌供養を打ち切ることが多いようですが、五十回忌を営んで年忌止めにする場合もあります。

   
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